「連帯のメッセージ」(自由と生存の連帯メーデーin札幌より)

「第8回自由と生存の連帯メーデーin札幌2015」実行委員会(http://majotago.jugem.jp/)より、力強い「連帯のメッセージ」をいただきましたので、ここに掲げます。札幌のみなさん、ありがとうございます。

札幌は今年は4月29日(水)に開催するとのこと。詳細は上のリンクをご参照ください。

私たちの自由は、連帯のなかにある。」共感と連帯のあいさつを。



         連帯のメッセ-ジ

 茨城反貧困メーデー実行委員会の皆さんに、北の大地・アイヌモシリから熱い情熱をこめて連帯の挨拶をおくります。
 私たちは今年のメーデーのメイン・スローガンに「憲法を改悪し、戦争につき進む安部政権を打倒しよう」をかかげています。戦争と改憲、そして労働者階級に対する分断と貧困化は一体であり、この攻撃と闘わずして労働者の階級としての未来は切り開けないからです。
 私たちのメーデーは独立系であり、したがって連合など既存の労働組合から切り捨てられてきた「障害者」、アイヌ民族、非正規労働者が当初から中心を、になっています。昨年は学生ユニオンも参加し、人間性が 破壊される過酷なアルバイト、就職活動などを告発しました。
 そして総括会議では「何故に働くのか」、「その意義は」などが議論と なり、労働の中での労働者の連帯と人間性の復権を追求する労働組合をこそ獲得していこうということになりました。
 私たちが求めているものは、あなた達が述べている「働くのがイヤに なった人のための階級闘争」とも通じています。今や「階級」や「階級闘争」という言葉も消しさられ、労働のあり方も問われなくなりまし た。一方的な資本家の専制支配と搾取がまかり通っている今日の労働現場、社会を解体しなくてはなりません。それができるのは労働者が階級として団結し、連帯することにしかないと私たちも確信をもっています。
 自分が信じる信念を断固として追求していきましよう。少数派たりとも社会全体を揺り動かすことは可能です。
最後に私たちの合言葉をおくります。「私たちの自由は、連帯のなかにある。私たちの生存は、連帯の中にある。連帯を壊す企て、競争へ駆り立てる力、つくられる格差や貧困、あらゆる差別や貧困、一切のものを恐れてはならない。新しい社会は、すでに私たちのものである。」
 

「第8回自由と生存の連帯メーデーin札幌2015」実行委員会   

2015年4月23日