関西学生メーデーへの連帯メッセージ
関西学生メーデー2026への連帯メッセージ
関西学生メーデーに集まったみなさんへ、遠く茨城県つくば市で行っている茨城アンダークラスメーデーから連帯のあいさつを送ります。
今、私たちは世界大戦の只中にいるのではないかとの疑念を抱いています。ウクライナで、パレスチナで、イランで、レバノンで、あるいはビルマやスーダンや多くの国・地域で戦争と虐殺が行われています。戦火はまだ私たちへ直接には及んでいませんが、その影響は既に私たちの生活に表れており、数ヵ月先に窮乏が待っているのではないかと考えられます。戦争に対して極めて前のめりな高市政権は窮乏に至ろうとするこの状況を意図的に作り出し、多くの人々の不安や恐怖に乗じての改憲を画策しています。
私たちは戦争反対の声を上げるべきです。高市政権に対して全国で、本当に様々な人々が声を上げています。そうした行動に初めて参加する人も多く、それはとても喜ばしいことです。ただ、その行動は多くの場合スタンディングで、権力はそれほど恐れてはいません。権力を恐怖させるには道路を占拠し交通を遮断するデモ行進のような、私たちの力を具体的に示す行動が必要です。
賃金がこの三十年物価上昇率を下回るかたちでしか上がらず、健康で文化的な最低限度の生活がおくれると言えるかあやしいのも、富裕層ばかりが優遇されているのも、そして何より労働運動が全く力を失っているのも、私たちがその力を具体的に示す行動を怠ってきた結果です。
私たち茨城アンダークラスメーデーは、アンダークラスが中心となって行っているメーデーですが、他の階級や様々な属性の人々と共にメーデーを取り組みたいと考えて続けてきました。また、メーデーを労働問題だけでなく、様々な課題が交錯する社会的抗議の日にしたいと考えてきました。
ビラも立て看も出せないことが当たり前となっている各地の大学で、それでも大学に対する、現在の社会状況に対する様々な行動が取り組まれ、それどころか全国規模のつながりが立ち上がり、メーデーまで行っている事実に私たちは希望と大きな勇気をもらっています。そうした学生たちとつながり、議論をし、共に出来ることを探したいと考えています。学生メーデーが学生のためだけの場ではないように、アンダークラスメーデーもアンダークラスだけのものではありません。
各地での戦争や虐殺を止めることも、私たちの住むこの国の独裁と言える政治状況を変えることも、学生やアンダークラスや様々な人々の労働環境、生存環境を変えることも、すべてはつながった問題です。
社会を変え、私たちの誰もが生きていける社会をつくるために、それぞれの場所で、それぞれのやり方で、共に闘いましょう。
それではよいメーデーを。
二〇二六年五月五日
茨城アンダークラスメーデー実行委員会