茨城アンダークラスメーデー2024inつくば~憲法はボーっとしてんじゃねーよメーデー~報告

 五月三日に行われた今年の茨城アンダークラスメーデーは、デモが参加者十七名、集会が十四名で終わりました。デモ出発前には独立系連帯メーデーと全関労メーデーからのアピールがあり、また下記の自由と生存の連帯メーデーin札幌からの文書でのアピールが届きました。

 

茨城アンダークラスメーデー2024inつくばへの連帯メッセージ
 
  5・3メーデーに結集された茨城の皆さんに、「自由と生存の連帯メーデーin札幌」から連帯のメッセージをおくります。
  ロシア-ウクライナ戦争から2年、岸田政権は、アメリカ・EUなどの軍事政策に追随し、敵基地攻撃能力保有の戦力強化などを推し進め、イギリス、イタリアと共同開発する次期戦闘機の輸出を閣議決定しています。日米のみならず軍事訓練が頻発しています。医療・運輸職場などでの訓練がありました。いよいよ軍事産業への労働者動員も画策されています。
  今年は北海道の小樽港(2/5)、苫小牧港(3/4)、沖縄、石垣島(3/11)の民間港に米軍艦船が連続して寄港しています。小樽港の寄港に対し、私たちの仲間は民間港を軍事利用するなと、戦争に反対する抗議行動をおこないました。
  日本の労働者ばかりでなく、世界各国の労働者は、労働条件の改善や社会保障改悪反対などとともに、ロシア-ウクライナ戦争、イスラエルによるパレスチナ人虐殺攻撃に反対して闘っています。反戦国際連帯行動がいまこそ必要です。
  私たちは5月1日「第17回自由と生存の連帯メーデーin札幌」を大通公園で闘い、女性はじめ非正規労働者、「障がい者」、アイヌ民族などマイノリティは連帯・団結しようと呼びかけてました。
  私たちは今、生存の危機とも言える状態にあります。まさに、「従来の労働者(プロレタリア)たちのさらに下に形成された、非正規労働者から成る社会階級」、外国人労働者、「障がい者」は悲惨極まりないものです。この状況を変えるのは私たち労働者し、団結と闘うことです。
  手をたずさえて政府・資本の組合つぶし-労働法の全面改悪、憲法改悪に絶対反対しましょう。ロシア-ウクライナ戦争、イスラエルのガザ虐殺攻撃を即時やめさせることを訴えていきましよう。日本政府の戦争協力をやめさせましょう。
  常に、全国のたたかう仲間と一体であることを感じながら、戦争反対、改憲阻止、労働者の生命、権利を守るためにともに連帯して闘います。
  
  2024年5月3日
 「自由と生存の連帯メーデーin札幌」

 

 

当日のデモコールは以下です。
なお、デモ後の集会でデモコール中の「全ての教育費を無償にしろ」に対して「学歴差別をやめろ」とセットでないと高等教育を受けた者と受けなかった者との賃金格差=差別を認めたことになってしまうのではないか、との意見が出されました。今後のデモコールに反映したいと思います。
 
 働くの辛いぞ
 働きたくないぞ
 賃上げなんかしたことないぞ
 ボーナスなんかもらったことないぞ
 有給休暇関係ないぞ
 来年の仕事があるかわからないぞ
 生活費足りないぞ
 ふざけんな
 
 憲法は工場に入って仕事しろ
 憲法は学校に入って仕事しろ
 憲法は家の中に入って仕事しろ
 憲法、たちどまるな
 天皇条項を削除しろ
 
まともに生活できる賃金をよこせ
健康で文化的な生活のできる賃金をよこせ
エッセンシャル・ワーカーの賃金を上げろ
最低賃金を二千円にしろ
八時間労働を本当に実行しろ
不当解雇すんな
サービス残業なんてごめんだ
パワハラするな
セクハラするな
私たちを使い捨てるな
働き方で差別するな
過労死したくないぞ
飢え死にもしたくないぞ
生活保護機能してないぞ
無理に働かせるな

支給費を削るな
行政はたらい回しをやめろ
社会保障費を削るな
全ての教育費を無償にしろ
無理矢理学校に行かなくていいぞ
「ひきこもり」や「ニート」は犯罪予備軍じゃないぞ
富裕層に課税しろ

障害者差別をやめろ
弱いものいじめをやめろ
全ての難民申請を認めろ
アルバイトでも派遣でも生きていける社会を作ろう
外国人でも安心しと生きていける社会を作ろう
障害者でも病人でも生きていける社会を作ろう
貧乏人でも生きていける社会を作ろう
資本主義は私たちをしあわせにしないぞ
労働者は道具じゃないぞ
私たちに死ねという社会なんかいらない
誰だって生きてていいぞ